連載   PARBREAK・パーブレーク    VOL.   
1999/9/21      編集・伊丹邦男
ストレッチ
                
 筋肉を伸ばす運動をストレッチといい、最近は各スポーツに取り入れられています。
 長所は自分で各部位に負荷を自由に掛けられる事で無理なく筋肉の強化が出きる事です。
 (練習やプレーの前に行うと効果的です。)

@肩      
どちらかの腕を肩と水平にして反対の腕で肘のあたりを自分の胸の方向に絞めます。
(左右の腕が十字架の形になります。)左右同じに行います。この時にストレッチしている部位を意識して深呼吸を10回しましょう。

A背筋     
壁に向かって両手を上げ、約10度くらい前傾し壁に手を置き、そのまま前傾を強くすると背筋のストレッチが出来ます。又、前傾のし方で腕の3等筋も出来ますので工夫して行って下さい。これも、ストレッチしている部位を意識して深呼吸を10回しましょう。

B股関節    
両足を開いて両膝の高さくらいまで腰を下ろして両手は膝に置きストレッチしている部位を意識して深呼吸を10回しましょう。この時に、上半身を左右に痛くない程度にねじれば背筋もストレッチ出来ます。

Cアキレス腱  
両足を約1ヤードの幅で前後に開き、両手を前に出ている膝にあてがい、前足に体重をかけると後ろ足のアキレス腱ストレッチが出来ます。前後の足を替えて行って下さい。これも、ストレッチしている部位を意識して深呼吸を10回しましょう。
スイングの基本 ゴルフの基本は、体重移動と手の振りです。この2基本に細かいものを加えて行きます。
スイングに迷った時は基本に戻って確認すれば、迷いが晴れます。
(杉本英世プロに強く言われました。)
 
@体重移動   
バックスイングからトップにかけて右打ちの人は右足の内側に体重をかけます。そして、インパクトからフォロースルーにかけて左足に体重をかけます。これが体重移動です。
効果的な練習方法として、バックスイング時は右足、フォロースルー時は左足の1本足でスイングしてみて下さい。体重の移動が良く解ります。この時軸がぶれる様に感じますが、背骨が軸ですので顔の厚みだけ左右に移動するのが正解ですので、スエーではありません。
 
A手の振り   
スイングはインサイドからインサイドに振る訳ですが、手の振りで最も重要な事は、両肘の高さ関係です。感覚を覚えるには、自動車のハンドルを回す時の両肘の高さが基本です。バックスイング時は右肘が左肘より低く、インパクトは両肘が水平で高さは同じです。フォローでは左肘が右肘より低くなる事です。この肘の高さが狂うとアッパースイングになり、ダッグフックが出ます。要は左右対象に振ることが最もシンプルという事です。
           
よく『左の脇を絞めろ』と言われますが、脇を絞める筋肉は誰でも強くありません。
しかし、フォローの時に左肘が右肘より低ければ自然の結果で脇が締まる訳です。
 
@体重移動 A手の振りが崩れると、まずボールはどこへ行くか解りません。
大事なショットをミスしてしまうのはこれで防げると思います。
充分研究して下さい。必ず球筋が安定してきます。
コース実践
(スタートショット)

スタートホールの第1打は嫌なものですね。スタート前に充分練習していれば別ですが、 素振りだけでスタートするのが通常でしょう。前の組や同組のプレーヤーが素晴らしいショットを放つと、 つい力が入るものです。しかしゴルフは18ホールの 長丁場ですので、あせらずスタートしましょう。 軽い気持ちでフェアウエーの範囲に落せれば良しの気持ちで行きましょう。
上手な人はスタートで思いきり振りません。前述の素晴らしいショットを放った人も必ず何処かのホール でミスが出てハンデ通りのスコアになりますので安心しましょう。(ハンデは隠せませんね!)
 
ゴルフは18ホールの戦いですので、自分のペースを考えてラウンドする事が大事と思います。

プロの技 アプローチショット(ボールが低く出て、カップの前で急ブレーキのかかるショット)

条件:@ダウンブロー。(コックを使う)
    Aフェースを開いて構える。
    Bインパクトでコックを解かない。(ハンドファーストの形でインパクト)
    Cスコアリングの3本目当りでインパクト。(かなりクラブフェースの下。)
    Dフォローでクラブフェースを閉じる。(インサイド)

以上が低く止まるボールの打ち方です。
又、ボールの高さはスタンスに対して右に置けば低い球筋、左に置けば高い球筋になります。

これは、表現が難しく練習で体に覚え込ませて下さい。私は6ヶ月くらい掛かりました。
最初はトップばかりでしたが、徐々に上手く当る様になりました。又、インパクトの音はスイートスポットで打つわけではありませんので半トップの音で良い訳です。
VOL.


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